2026-05-07 HaiPress
〈ウォッチ・バスケBリーグ〉
シューターはチームを勝たせる一本を追い求める。
Bリーグ1部(B1)アルバルク東京(A東京)の安藤周人は今季、352本の3点シュートを放った。成功した137本に理想の一本はあったか。その問いに安藤は首を振り、こう答えた。「優勝したら、満足できるのではないか」
A東京は7日から、プレーオフ、チャンピオンシップ(CS)準々決勝(2戦先勝方式)でリーグ、地区首位の長崎ヴェルカと敵地で対戦する。平均91.2得点と速攻での得点もリーグ首位。3点シュート成功率トップのイ・ヒョンジュンも待つ。最強の矛をどう止めるか。その答えが安藤の理想の一本につながる。

3点シュートを放つA東京の安藤周人(右)=4月11日、トヨタアリーナ東京で(渡辺陽太郎撮影)
「がむしゃらにやるしかなかった」。2025年10月3日、宇都宮ブレックスとの開幕戦に56ー81と大敗後、安藤は沈痛な面持ちで語った。仲間との連係を考える暇がなかった。エースのテーブス海や大黒柱ライアン・ロシター、高さと柔軟さのある新戦力ブランドン・デイビスらを負傷などで欠き、昨季王者のフィジカルに圧倒された。
国際試合を含め開幕5連敗。安藤は「こんな状況だからこそ土台をつくらないと行けない」と奮起を促した。リーグ屈指の緻密な戦術には積み重ねが大事だ。負傷者の穴は大きい。ならば、全員が成長して補えばいい。安藤も他の選手も普段とは違うポジションをこなした。守備の強度も意識して上げた。
その結果、B1記録の開幕10連勝を成し遂げた千葉ジェッツ(千葉J)を止めるなど、CSへの道を切り開いた。
そんな今だからこそ安藤は「序盤の負けは...
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