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【東武東上線・下赤塚】昭和レトロなタヌキケーキとずっしりベーグル、パン飲みができる酒屋まで|ぐるり東京

2026-08-25 HaiPress

イラスト:杉崎アチャ

下赤塚は、東武東上線の下赤塚駅と東京メトロ有楽町線・副都心線の地下鉄赤塚駅が隣接する街です。下赤塚駅の北口を出ると、すぐ目の前に昭和の面影が残る商店街が。レトロかわいいタヌキケーキがシンボルの洋菓子店をはじめとした老舗が健在で、下町ならではの人情味が感じられます。遠方から多くのパン好きが訪れるパンの激戦区でもあり、今回ご紹介する3店のうち2店が、こだわりのハード系パンを提供しています。駅前を散策した後は、バスを利用して東京大仏が鎮座する乗蓮寺まで足を伸ばすのもおすすめです。

昭和レトロなタヌキケーキとずっしりベーグル、パン飲みができる酒屋まで

下赤塚駅の北口を出てすぐの場所にある赤塚一番通り商店街。ゲートには、東京大仏にちなんだ金色の仏像が輝きます。

今回の散策は下赤塚駅の北口からスタート。小さな金色の仏像に見守られながら赤塚一番通り商店街のゲートをくぐり、最初の目的地である「フランス製菓」に向かいます。

お目当てはお店のシンボルでもある「タヌキケーキ」。想像以上のかわいらしさに胸を打ち抜かれつつ、店主さんが市場で仕入れた旬な果物を使った色とりどりのケーキにも目移りしてしまいました。悩んだ末に、最初に目が合ったタヌキケーキと、お土産にもぴったりな「大仏サブレー」を購入。オリジナルのタヌキTシャツなど、バラエティ豊かなタヌキグッズも素敵だったので、タヌキ好きの友人を連れて再訪したいと思います。

次に訪れたのは、赤塚中央通りに面した「BOULANGERIE Ken(ブランジェリー ケン)」。20年以上前から、今ほど一般的ではなかったハード系ベーグルを作り続けてきた人気店です。長期療養から復帰された店主のケンさんにおすすめを伺い、新旧の看板商品である「明太もちクリチベーグル」と「みそナッツクリチベーグル」をチョイスしました。スタッフさんから購入品を受け取るとずっしりと重くてびっくり。ぎっしり詰まった具材のハーモニーと、密度が高い生地の歯ごたえを堪能するのが楽しみです!

最後に向かったのは、お酒と自家製酵母パンを販売するニュースタイルな酒屋として話題の「まさもと」。レーズンとクリームチーズ、ゴルゴンゾーラとくるみなどを組み合わせた大人向けのハード系パンを購入した後は、カウンターで樽生ビールをオーダーして「パン飲み」をスタートしましょう。

<下赤塚のおすすめスポット>

■フランス製菓

1匹ごとに異なる表情がキュートな「タヌキケーキ」(400円)。昔はもう少し頭が小さかったそう。3代目に代替わりして現在の2頭身フォルムになりました。

創業50年以上の老舗洋菓子店。代名詞的存在でもあるバタークリームの「タヌキケーキ」は創業時からあり、冬季限定の「禁断のタヌキケーキ」は生クリームのガトーショコラなのだとか。ケーキから焼き菓子までラインナップ豊富で、東京大仏にちなんだ「大仏サブレー」と、コーヒークリームとアーモンドプラリネのロールケーキ「プラリネカフェ」が、歴代の「板橋のいっぴん」に認定されています。

ショーケースには旬の果物を使った期間限定のケーキも。お菓子だけでなく、オリジナルのタヌキTシャツやプレゼントにぴったりなアイテムも販売しています。


スタッフ

タヌキケーキは予約も取り置きも不可にしています。その理由は、地域密着型の洋菓子店として、長く通ってくれている常連さんや、たまに立ち寄って買ってくれる地元の方を大切にしたいから。見た瞬間においしさを想像できて、食べたらその想像より少し上をいく、そんな親しみやすいお菓子を作り続けたいですね。


<データ>


住所板橋区赤塚2-2-5


電話番号03-3930-2255


営業時間10:00~20:00


定休日月曜・火曜

■BOULANGERIE Ken(ブランジェリー ケン)

「明太もちクリチベーグル」(450円)は、リニューアルオープンにあたって誕生した新たな看板商品。流行している明太フランスにインスピレーションを受けて開発されました。

平成17年(2005年)にオープンしたハード系ベーグルのパイオニア。ずっしりと食べ応えある生地のレシピは創業時からほとんど変えていないそう。令和8年(2026年)3月末に店主のケンさんが長期療養から復帰し、新体制のもとリニューアルオープンを果たしました。「みそナッツクリチベーグル」は多くのメディアで紹介された長年の人気商品。もともとみそナッツベーグルがあり、常連客のリクエストでクリームチーズがプラスされました。

食事系やスイーツ系など、多彩な味わいのベーグルがずらり。レジ横の冷蔵庫の中にあるチャパタ生地のサンドイッチも好評です。


スタッフ

リニューアルオープンを喜んでくださる常連さんの声が本当に励みになります。まだ復活したばかりでラインナップは以前より少なめですが、徐々に充実させたいと思っています。日本でいち早くハード系パンを作り始めたという自負があるので、食事に合うバゲットなどもレギュラー商品として並べたいですね。

<データ>


住所板橋区赤塚2-2-17東永地産ビル1F


電話番号03-5383-2216


営業時間平日9:00~19:00、土日祝8:00~19:00


定休日月曜・木曜


※営業時間は変更の可能性あり。Instagramにて要確認

■まさもと

「ゴルゴンゾーラとくるみ(左)」(490円)と「2種のレーズンとクリームチーズ(右)」(430円)。ボトルはオープン10周年記念の特注ホワイトエール「koti breweryまさもと酵母ver.」(3740円・角打ちは+100円)。

自家製酵母で焼いたパンで「パン飲み」ができる酒屋。店主の実家も酒屋で、ハード系パンの名店「パーラー江古田」で働いた経験を活かしてまさもとをオープンしました。お酒はクラフトビールとナチュラルワインを取り扱い、樽生ビールが飲めるほか、缶やボトルの購入で角打ちもできます。もちろんパンのみ、お酒のみの購入も可能。パンのラインナップは10種類程度で、粉の配分や材料を定期的に見直してより良い味わいを追求し続けているそう。

パンが並べられた木製ショーケースはフランスのアンティーク。奥のカウンターが角打ちスペースで、夕方になると近所の常連客が集まり賑やかになります。


スタッフ

パンもビールも同じ小麦から作られていて、実は相性抜群。また、うちの自家製酵母はレーズンを使用しているので、ワインとも「ブドウからできている」という共通点があるんです。パン飲みって意外だなと思う方にこそ、ぜひ一度試してもらいたいですね。楽しいパン飲みの主役になるパンを焼いてお待ちしています!


<データ>


住所板橋区赤塚2-7-6アプリコットガーデン1F


電話番号03-6906-8313


営業時間・定休日についてはInstagramにて要確認

※掲載したお店や施設の臨時休業および年末年始・ゴールデンウイーク・お盆休みは営業時間などが変更になる場合がございます。事前にご確認ください。


※掲載のイラストマップは縮尺や詳細な位置など、実際と異なる場合がございます。


※2026年8月25日現在の情報です。

▶︎次の記事では、都電荒川線さんぽの第1弾として「王子駅~飛鳥山駅」周辺へ。歴史ある神社や都内有数の名所を巡りながら、昔ながらの老舗グルメや焼きたてパンなど、この街ならではの味わいも満喫。歴史・自然・グルメが調和する、王子エリアの魅力をたっぷりご紹介します。公開予定は9月8日です。どうぞお楽しみに!

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