2026-04-16 HaiPress

車両お披露目式を終え出発したリニューアル車両=いずれも荒川区で
JR九州の豪華列車「ななつ星in九州」などを手がけた工業デザイナー水戸岡鋭治さん(78)がデザインした都電荒川線(東京さくらトラム)の1車両の運行が、16日から始まる。戦後に運行した都電を思わせる山吹色の懐かしい車体が、下町や山の手を走る。(昆野夏子)
山吹色を基調とした車体の外装には、都電荒川線にある30の駅名が記されている。車内に一歩足を踏み入れると、ほのかにやさしい木材の香りが漂う。床や壁、ベンチやつり輪などは木製で、寄せ木などの技巧が凝らされている。さらに運転席の後ろには杉の組み木があり、組み木の模様越しに運転席からの車窓を眺めることができる。

寄木の床、壁、天井、ベンチなど木材が使われている車内。イベント時にはテーブルをセットできる
水戸岡さんは14歳で初めて上京したとき、山吹色の都電を見て「かっこいい。いつか都電をデザインしたい」と憧れを抱いたという。今回は自らデザ...
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