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入院に付き添う家族の心と身体の休憩所に…都立小児総合医療センターが新設「ファミリールーム」への期待は

2026-04-29 HaiPress

入院が必要な子どもに付き添う家族への支援が広がっている。国内最大規模の病床数を誇る東京都立小児総合医療センター(府中市)でも5月15日に、休息スペース「ドナルド・マクドナルド・ファミリールーム」を院内に開設する。センターを運営する法人によると、宿泊施設と休息スペースを同時に備えるのは国内で初めて。利用者の思いを聞いた。(小林由比、写真も)

◆「体も気持ちも疲れが」…30代母親が振り返る付き添い入院

「急な入院で息子も私自身も不安が強く、体も気持ちも疲れがひどかった」。同センターで、昨年から今年にかけて3カ月の入院のうち約1カ月間の付き添い入院を経験した稲城市の会社員、村越夏実さん(32)はこう振り返る。

村越幸輝くんの付き添い入院を経験した母の夏実さん=東京都府中市で

次男の幸輝君(1)は昨年12月半ば、顔がむくみ始めた。いくつかの病院を受診した末、センターで腎臓の病気ネフローゼ症候群と診断され、入院することになった。夏実さん自身も不安でいっぱいの中、幸輝君も夏実さんが少し病室を離れるだけでも大泣き。夫の一輝さん(43)と交代で泊まり込んだ。

病室に簡易ベッドを入れてもらったが、硬くて幅も狭く、思うように寝返りも打てなかった。夜中にも鳴り響く看護ステーションからの警告音や人の気配なども気になり、熟睡できた夜は一度もなかった。食事はほぼ院内のコンビニで購入。「私が倒れるわけにはいかないと思っていたが、健康的ではなかった」

精神的にもつらかった。「顔がパンパンに腫れる症状が悪化するのを見るのもしんどかった。毎日、検査結果を聞いて一喜一憂し、夜になると気持ちが落ち込んで泣いていました」

◆「病室に戻ったとき、お子さんに笑顔を向けられるように」

幸輝君は現在、退院しているが、4月下旬の検査入院の際、5月に開設されるファミリールームを見学した夏実さんは「明るく、カフェのようで気持ちがいい。体もほぐれそう」と笑顔を見せた。

病棟とは違ったくつろげる雰囲気を大切にしたファミリールーム=東京都府中市で

付き添い入院の間、孤独を感じ、自分を責めがちだった夏実さんは、他の親と話す機会に支えられた。「病室にずっといると気が重くなってくるけれど、少しの時間でも子どもと離れ、自分の心を一息つかせるところが院内にあるのはいいですね」と話した。

家族を支えることが、子どもを支えることにつながる──。部屋にはボランティアなどスタッフも常駐する。ファミリールームの責任者、渡井京子さんは「体も心も緩めてもらい、病室に戻ったとき、お子さんに笑顔を向けられるよう支える場にしたい」と話している。

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◆小池百合子知事「取り組みが広がっていくことを期待」

5月15日にオープンする東京都府中市の都立小児総合医療...

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